千葉県八千代市緑が丘の整骨院・整体院 | 城ノ戸鍼灸接骨院
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院長ブログ

講演「老後の健康づくりについて」その37
 

んな”気”の構成要素の一つを、【『気のせい』=『”気”の力』】と定義するならば、


「”気”の力、即ち プラシーボ効果も経絡医学は大事にしている」


と、言えるでしょう。

実際には、経穴への物理刺激による効果と プラシーボ効果の相乗作用が鍼灸の効果かと思います。

 

鍼灸を全否定する学者の論拠になっているのは、


「被験者を
2グループへ分け、一方には経穴に鍼を打ち、一方には経穴を故意に外して鍼を打ったところ、両グループの効果は誤差レベルであった。故に、鍼灸には プラシーボ効果以上の効果は見られない」


という具体的な データを添えた批判論文です。

しかし これ、実は突っ込みどころが満載でして・・・

 

 

私が 鍼灸科の生徒時代の話なのですが、入学早々に授業で衝撃を受けました。

 


「経穴は点ではなくて面、
500円玉くらいの広さで有効なので、多少 場所がズレても問題がない」

 


と、教諭に習ったんです。

 


「え! そうなの!!?」

 


と、個人的に衝撃だったので、いまだに覚えています。

 


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講演「老後の健康づくりについて」その36


に 反射区療法は、『科学的根拠に基づく医療』を目指す現代医学側から

 

「リラックスの為の単なるマッサージ以上の医学的効果を持つとする科学的根拠はない」 

「足の裏の部位と臓器等の間に繋がりがあるという主張は、臨床試験によれば信じるに値しない」


と、指摘されたりもします。しかしながら、鍼灸も


「プラシーボ効果以上の効果は見られない」


と、言われたりするので、私としては


「色々な考えの方が居ますからなぁ」


くらいに思っています。


私は、『経絡』と 電気の流れやすい『電導点』が そこそこ一致している事、『経穴』と 局所麻酔薬が よく効く 『トリガーポイント』は かなり一致している事を話しました。

 

しかし それだけでは、”気”の全てを説明できないわけです。

 
これは、現代ほど科学が発達していなかった時代に、複数の要素を”気”という概念で理解していたからだと思います。


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講演「老後の健康づくりについて」その35
 
ランス南部を含む地中海地方では、坐骨神経痛の緩和に耳の一部を焼灼(熱した鉄で軽く焼く施術で、お灸の西洋版みたいなもの)する民間療法が行なわれていて、ノジェ博士は、そこに注目した様です。


 

その意味では、先程の ヒポクラテスの影響を受けていると言えますが、ポール・ノジェ博士が研究熱心だったところは、

 

「耳の他の箇所を刺激すると、坐骨神経痛以外にも何らかの効果が有るのではないか」

 

と、色々と試した事でしょうね。


 

結果、20世紀の中頃に「耳には胎児が逆さまの形で人体の各器官が投影されている」という『耳の胎児投影説』を発表しました。

 

これが、いわゆる『耳つぼ』です。


 

 

よって、はり師・きゅう師の私に『足つぼ』や『耳つぼ』の質問をされても 専門外なので、詳しくは分かりません。


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講演「老後の健康づくりについて」その34
 
『足つぼについて説明しましたので、脱線ついでに『耳つぼ』にも触れておきます。

経絡医学と勘違いされ、『耳つぼダイエット』について、女性の患者さんから、よく質問を受けるからです。


確かに 耳は経穴が複数存在していて、古くから活用されて来ました。

しかし、「耳への刺激で全身を整えよう」という発想は、少なくとも経絡医学では一般的ではないです。

 

一方、古代ギリシャでは 「病気とは神々の仕業ではない」と考えた最初の人物で、『西洋医学の祖』と言われる ヒポクラテスが、坐骨神経痛の緩和に耳を刺激する施術をしていたそうです。

ただ、耳介療法『オリキュロ・セラピー』確立の実質的な功労者は、フランス人医師のポール・ノジェ博士と言われています。


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講演「老後の健康づくりについて」その33
  
フレソロジーは、リフレックス(reflex:反射、鏡などに映った像)と、ロジー(logy:学問)の造語です。

 

足裏(手掌の場合も有り)には、全身の器官の体調が反映されているという考えで、


 

「調子の悪い臓器が有ると、該当する足裏のゾーンが固くなり、押すと痛みが出る。

 

そのゾーンを しっかり解す(ほぐす)と、その臓器の調子も良くなる。」


 

という主張です。


 

リフレクソロジーは、アメリカ人医師のウィリアム・フィッツジェラルド博士の『ゾーン・セラピー』が起源で、これが海を渡り、イギリスで熱心に研究され発展しました。日本で言う『英国式リフレクソロジー』が、それです。


 

また、スイス人宣教師ジョセフ・オイグスター師が、台湾の信徒に施術を行なったことで、台湾でも独自に拡がりました。

 

これが 日本で言う『台湾式 足つぼマッサージ』で、「台湾」と「足つぼ」という言葉から、中国系医学だと勘違いされる理由でしょうね。

 


アメリカで生まれ、ヨーロッパで育った代替療法が源流ですから、『足つぼ』は『経穴』と まったくの別物です。


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