千葉県八千代市緑が丘の整骨院・整体院 | 城ノ戸鍼灸接骨院
HOME>院長ブログ

院長ブログ

院長(医師)語る②  (。'Д')。゚Д゚)。'Д')。゚Д゚)フムフム

「治るは、しっかりと治す」

これはプロ(医療者)の匠でしょう。しかし、全てのケースで、治癒に導けるわけではありません。医療者が治療に自己満足な熱意を燃やすと、


「健康は素晴らしいことで、不健康は素晴らしくない。治さなければ!」
という思考に陥りがちです。
では、完治が困難な患者さんは素晴らしくない状態であり、不幸なの??? 


おかしい、この考えはオカシイ

手術でも完全には治らない場合がありますから、保存療法なら尚更です。


「理想的な治癒には至っていなくても、日常生活動作をある程度不自由なく行えることは、幸せなことである」

と、σ(Д*)は考えるようになりました。


現在の自分を受け入れて(自己受容)、身体の不具合と共存しながら、上手に付き合って生きていくことを指導することも「医療」だと思います。


私の定義(*´∀)
【医療:疾病を抱えた【人間】を心身両面から支えること】


院長、曰く

「保存療法による機能訓練は、廃用症候群(長期安静による、筋力や骨強度の低下など)を防止する意味でも意義が大きい。
そもそも、慢性疾患を持つ高齢者が、延々と通院することは医療費を圧迫するように思われがちだが、そうでもない。正確には圧迫されても程度が低くて済む。」


「医療機関に通うだけでも足腰の運動になっているし、機能訓練を受けることで元気な高齢者が増えれば、要介護の高齢者が減るだろ?
寝たきり高齢者を増やさないように、予防医学・初期医療に費用を使った方が医療費高騰の緩衝効果が期待できるというデータが発表されてるんだな。」


( ゚△゚) その発想はなかったですよ・・・ また目から鱗が落ちました。

つづく

投稿者 株式会社 城ノ戸鍼灸接骨院 | PermaLink | コメント(0) | トラックバック(0)
院長(医師)語る①  (。'Д')。゚Д゚)。'Д')。゚Д゚)フムフム

院長は者さの X線写真を使用し、画像診断や、それら診断に沿い、どの様な治療法が選択可能かを説明してくれました。
特に、オペ(外科手術)について
の解説に圧倒されます。

「医者スゲーーー!!!」
というのが率直な感想です。
 

治療法の選択で考慮すべきは、リスク と、リターン でしょう。
外科手術(観血療法)を選択した場合、不具合を起こしている患部に直接アプローチするので、相応の効果を期待できるはずです。


しかし入院が必要となれば、まとまった費用と日程が必要です。手術は身体に負担を掛けますし、術後の機能訓練にも月日と苦痛をともないます。手術が失敗する可能性も、ゼロではありません。


一方、通院治療(保存療法)のみであれば、上記の リスクを回避できますが、患部には直接アプローチしないので、内容は対症療法に終始します。

院長、曰く


「最終的に選ぶのは本人だねぇ。今は、インフォームド・コンセント(十分な説明と、本人の同意)が叫ばれている時代だから。」


「以前、病院にいた頃は、結構強引にオペを勧めちゃったりしてたんだけど・・・。整形外科医ってのは言葉通り、外科系医師だから、基本的にオペが好きなんだな。語弊があるなら、生きがだ。」


「病院の整形には、切りたがりが多いし、自分もそうだった。だから開業して外来ばかり診てると虚しくなったね。重症の患者なんか滅多に来ないし、たまに来ても入院設備が無いから、病院に紹介状だよ。」


「そのうち、オペに執着は無くなったかな。 ○○さんって通院してるだろ、棘上筋断裂の人。肩をすくめないと腕を挙上できないけど(代償運動)、本人が日常生活は不便じゃないと言うんだな
完全断裂だから、オペで縫合するべきなんだが、手術は嫌だと言い張る。高齢だし、激しいスポーツとかしないだろ。なら無理に、嫌がることを、しなくても良いんじゃないですかねぇ。
リハビリ室で、これまで通り、肩の可動域訓練と、僧帽筋・肩甲挙筋あたりの筋疲労(代償運動により溜まりやすい)を解消してやってくれ。根本治療じゃないんだが、本人も納得して通院しているから。」


この言葉に衝撃を受けましたね。
は、それまで医療とは
「疾病を治すこと」
だと信じて疑わなかったからです。


これ以降、医療とは「疾病を抱えた【人間】を心身両面から支えること」と心掛けております。「治すこと」は「支えること」の要素の一つにすぎないという発想です。

医療者が「治すこと」に執着し、頑張る(我をはる)ことで患者さんに苦痛を強いては本末転倒でしょう。


これは、慢性疾患に対する治療法の模索に悩んでいた私にとって、解決策(発想の転換)のヒントになりました。


つづく

投稿者 株式会社 城ノ戸鍼灸接骨院 | PermaLink | コメント(0) | トラックバック(0)
σ(゚Д゚*) 当時の思い②

加齢とと増加傾向にある慢性疾患には、どのような手技療法を施していけば 患者さんを治癒に導けるのか。

肩凝り症状(頸腕症・頸椎症)、腰痛症、神経痛、ヒザ痛(変形性膝関節症)などなど・・・

散々 悩みましたね


下手くそなマッサージでも、一時的な鎮静効果は上げられましたが、しょせん その場しのぎの慰安です。日常生活で、直ぐに症状は ぶり返します。
「やってもらうと治るんだよ~」
と言って10年も通う常連患者さんが出てくるわけです。



[ ある朝の会話 ]


城ノ戸  「おはようございますー。 あれ? 今日は、○○さんと ご一緒じゃないんですね」


患者さん  「うん 電話が来てさぁ、今日は体調が悪いから休むって言ってたよ」



病院コントの定番ネタが、年配の常連患者さんと実際に展開されてました。医療機関って何なんだろうなぁ・・・



そんな私に、発想のヒントを示してくれたのは院長(医師)です。

この整形外科では週に1度、リハビリ・スタッフで 勉強会を開いていました。
都合がつく週は院長も参加し、患者さんの X線像(レントゲン写真)を解説してくれたり、自分の医療哲学を語ってくれたんですね。


何回にも分けて語られた内容ですし、私というフィルターを通しての解釈です。
ですので、本人の意図した内容と詳細で差異があるでしょうが、今日の私の考えに多大な影響を与えた内容でした。


長くなりそうですので

(つづく)

投稿者 株式会社 城ノ戸鍼灸接骨院 | PermaLink | コメント(0) | トラックバック(0)
σ(゚Д゚*) 当時の思い①

ここで「歴みいな何か」から一度 脱線し、この職場に勤務していた時点で私が考えていたことを記載していきます



私が
最初に努めた職場(整骨院)の利用者は、肩凝りや慢性腰痛を訴えて来院する方が多かったので手技療法は、下手くそなマッサージで 誤魔化していました


一方、整形外科医院での手技療法は下手くそなマッサージでは誤魔化しが利きません。
外科手術後に大きな病院を退院し、通院での治療を目的に転院してくる方々に、しっかりとした機能訓練を提供できなければなりません。


また、福祉施設からヘルパーさんに連れられた高齢者や身体障害のある方も来院されていましたので、残存機能維持のための ストレッチや体操の知識も必要になります。

必死で勉強しましたし、半年ほど勤めれば度胸も付きます。
私は
2年間 勤めましたので、そりゃ 関節拘縮や筋萎縮の機能訓練が得意な柔道整復師に育ちますわね。


治療方法(手技療法)の模索で悩んだのは、むしろ軽症な方々です。私が整形外科に勤め始めた頃、ある常連患者さんが

「私は、ここの開業以来ずっと通ってるんだけど、ケンインって奴(頚椎牽引器)が合うみたい。やってもらうと肩凝りが治るのよ」

と嬉しそうに おっしゃったんですね。私には物凄い衝撃だったので、いまだに覚えています。

「開業以来って・・・10年じゃん!!
治ってないから10年も通ってるんですよね!!!!」

思わず喉元まで出かけましたが、のみ込み

「そうなんですか~ ご自分に合う治療器が見つかって良かったです。
○○さんには牽引器で決まりですね」

と返すと喜んでました・・・
慢性疾患のアプローチどうすれば良いかなぁ

投稿者 株式会社 城ノ戸鍼灸接骨院 | PermaLink | コメント(0) | トラックバック(0)
( ´∀`)つ ∥ 職業経歴みたいな何か その② ∥

城ノ戸
「でも、接骨院
で修行を積んでないと開業したとき困りません?
整形外科だとリハビリ室の勤務ですよね。
初見の鑑別評価とか 健康保険取り扱いの手続きとかの経営面とかの勉強できないような・・・」


Kさん

「大丈夫だよ、現に俺が大丈夫だからww
はっきり言って、来る患者さんの重傷度は整形の方が高いから、整形で修行しとけば接骨院の初見は問題ない。
対応できる疾患の幅が拡がるから余裕を持って対応できる
それと保険取り扱いだけど、開業する頃に接骨師会の勉強会に出れば教えてくれるから大丈夫。
実際に開業すると解からないことが出てくるけどさ、電話で問い合わせれば丁寧に教えてくれるし あとは慣れw 」



こうして 私は整形外科に勤める決意を固めました。


現在は【鍼灸院/接骨院】の院長をしておりますが、なんとかなっておりますよ。(?)

なお おそらく整骨院で修行を積んだ柔道整復師よりも、開業直後に師会へ問い合わせた回数は多かったことでしょう。

いつも 指導 ありがとうございます。


当時の私は、夜に鍼灸科で学んでいたため フルタイムで勤めることが出来ません。
しかし、拾ってくれる整形外科・リウマチ科医院が在りました。

柔道整復師国家資格は持っていましたし、無免許の学生ではなかったですから、有資格者をパートで雇える利点が先方にもあったのだと思います。

(資格手当ては付けてくれましたよ! 念のため)


ここは、理学療法施設[Ⅲ]を取得しており、器具による物理療法はもちろん、理学療法士による運動療法(関節可動域訓練、筋力機能訓練 等)を しっかりと行なっている医院でした。
私は この職場で鍼灸科を卒業するまで、2年間を過ごすことになります。



なお 開業当初から務める ベテランの受付さんから

「院長は某 医学部・大学病院の整形外科 助教授を務めた後に開業した 医師・医学博士」

だと聞き、
リハビリ・チーフに確認をしてしまいました。
ご本人が学歴・経歴を鼻に掛ける人ではなかったので、知らずに しばらく勤めてたぞ!
(゜∀。)

院長の指導や雑談での会話から、私は考え方に かなりの影響を受けましたね。


そして、リハビリ・チーフ(←直接の上司)が、また凄い!
理学療法士だけでなく、あはき三療師(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師)も取得していた。


医療系国家資格4つですか!!! しかも、ケアマネージャーまで持っているとは・・・

西洋医学(理学療法)と東洋医学(あはき療法)の二刀流、素敵です!

院長(医師)の指示の下、リハ・チーフから教わり、自分の工夫を加えた手技療法が今日の私の宝です。

骨折・脱臼などの長期固定や 手術の後の機能訓練は、医師がいる 現代医療機関に勤めたことのない柔道整復師より得意であろうと思いますよ。
( ↑ 本人による主観です! )

投稿者 株式会社 城ノ戸鍼灸接骨院 | PermaLink | コメント(0) | トラックバック(0)